リクシルさんのオンライン新商品発表会がありました!

実は、これまでの「アレスタ(ALESTA)」シリーズがこのたび廃盤となり、2022年6月より代わりに「ノクト(Noct)」シリーズが新発売となるようです。

新しいシステムキッチン「ノクト」が登場

N → Natural
o → Own Style
ct →attract

で「Noct(ノクト)」という名称になったそうです。

「ノクト」概要

  1. スリムデザインワークトップ
  2. 収納力
  3. Wサポートシンク&GROHE(グローエ)水栓
  4. キッチンテーブル
  5. よごれんフード
  6. キッチン・リビング収納「Canor(カノール)」

太字にしたところが今回のNewポイントです!
(②④はこれまで通りですので、今回は割愛します。⑥は後日詳しくご紹介します。)

スリムデザインワークトップ

厚さが10mm(グループ3)、12mm(グループ2)というとても薄い人造大理石ワークトップがでました。

以前、クリナップさんのショールームで教えていただきましたが、天板の薄いキッチンは特に海外製の「スタイリッシュなキッチン」に欠かせないものだそうです。

今回、「ブラックストーン」と「ブラウンストーン」と「ソルティホワイト」の新色が出ました。

ブラックストーン
ブラウンストーン
ソルティホワイト

ワークトップ、確かに薄いです。

ちなみに、こちらの材質は「デュポン社製 メタクリル樹脂」で「コーリアン」と同素材とのこと。

傷つきやすさとお手入れについてですが、やはり「人造大理石」ですので、他のものと同様に傷がつくようです。
また、濃色の場合は淡色と比べ傷、手油、水ジミ等が目立つそうです。

(人造大理石、クォーツ等についてはいずれ特集をしたいと思っています。)

日頃の生活スタイルを考慮してお選びください。

Wサポートシンク&GROHE(グローエ)水栓

一般的なミドルサイズよりもシンクが15cm広くなりました。
(その分、調理台が狭くなったのかも?)

浄水カートリッジが内蔵されたGROHE(グローエ)の水栓が選べるようになりました。

ちなみにこちらの画像の「ミンタグースネック」は通常のAKタイプに+99,000円(定価)と思われます。

キッチンテーブル

今回かなり大きいリニューアルがこの「キッチンテーブル」です。

これは、キッチンに家具を付けたの?!
という感じですが、れっきとした純正商品です!

キッチンテーブル追加の価格設定(定価)は、最小サイズの間口1800が275,000円、最大サイズの間口2700が299,000円となっております。
(他は150刻みです。)

これまでのカウンター付きって?

これまでも、対面式のキッチンにカウンターがついているものはよくありました。
たとえば、これまでの「アレスタ」のカタログからみてみましょう。

こうしたタイプはこれまでも人気でしたが …

昨今のSNS全盛時代、家の口コミ「後悔」などを投稿する方が増えました。

そこで多かった声が、「(朝食を食べようと思ったけれど)椅子が高くて使いにくい」、「ただの物置き場になっている(ごちゃごちゃ)」、「(もう使わないので)下に収納家具を入れた」など。

こうした声はリクシルさんにも届いていたものと思われます。

今度の「ノクト」は在宅ワークを意識

実は、在宅ワーク時にダイニングテーブルで仕事をする方が増えているそうです。

女性はダイニングテーブルで仕事をする方が52%、リビングダイニングの他の場所が26%、合わせて79%!とのことです。
男性もダイニングテーブルが22%、リビングダイニングの他の場所が19%、合わせて41%とのこと。

左右にコンセントが二箇所あります。

ゆったりお座りの画像でおわかりいただけるかもしれませんが、高さが70cm、奥行きが45cmとなっております。

高さが70cmというのは、つまり通常のデスクと同じくらいの高さ。
これまでは難しかった通常の椅子が使えます。

この長さでも耐荷重は80kgあり、通常の使用には耐えられそうです。

在宅ワーク以外の使い方も

公式さんのおすすめとしては、「カフェ気分」「バーカウンター気分」が味わえる、といったものや、「調理の下拵え」「ホームパーティーのカウンター」「趣味の作業場」等があげられています。

リビングダイニングの広さが限られているリフォームの場合、キッチンテーブルを付けることでダイニングテーブルを置かないという選択肢のご提案もできるとのことでした。

他、なるほどと思ったのが、お子様のリビング学習スペースとしての使い方でした。

実は、ワークスペースで使えるデスクのようなものを、造作でお造りになる方もいらっしゃいます。

正直、私も経験があるのですが …
ダイニングテーブルで仕事や作業をしていて、中断して食事をとろうと思った時、このパソコンや書類、作業中の物をどうしよう?と思うことありますよね。

お子様の学習参考書等もどうしよう?となりますよね …。

価格帯について

まだ詳しい情報が入ってきていませんが、定価で761,000円〜とのことです。
(※間口255cm・奥行65cm・トレーボードプランの場合)


その他、リクシルさん2022年春の新商品情報はこちらです!