木造4階建て・5階建て

昨今、土地価格や建材価格の高騰に伴い、都市部の土地に木造4階建て・5階建てなど「都市型多層階」の建設をお考えになる方が増えてきました。

これまでの2階建ての戸建の敷地で「収益を生み出す多層階住宅」や「世代をつなぐ多層階住宅」を実現できるかもしれません。

現在の敷地にこんな4階建て・5階建てプランも木造で可能です！

シャッター付きのガレージ・広いバルコニーなど広々居住部を確保

1階に広いガレージを確保したい場合、1階のみRC造とした混構造でのプランがおすすめです。

元々、2階建ての一戸建てが建っていた場所に建設した例です。
収益を生み出しつつオーナー室も確保できる間取り例です。
（南浦和木造5階建ての図面をもとにしています。）

オーナー室として十分な広さを確保しつつ、1K3部屋、1DK3部屋、計6部屋の収益を実現しました。

1階部分は自動車2台分のスペースを確保するため、1階部分のみRC造とし、2から5階部分は純木造です。
オーナーが高齢になっても住み続けることのできるよう、1階、4階、5階のみ停止するホームエレベーターも設置しています。

1階店舗＋賃貸部＋居住部：ビジネスも家賃収入も居住スペースも

1階部分を店舗（美容室、サロン、プライベートジム、クリニック等）としたプラン例です。
都市部の店舗兼住宅に賃貸部を足すことでさらなる収益確保が望めます。

アイ建設には、クリニックや店舗の施工実績も多数あります。
ぜひご相談ください。

都市部で最大限に収益確保できる木造4階建て

元々、2階建ての一戸建てが建っていた場所に建設する例です。
オーナー居住は考えず、収益確保を目的とした集合住宅のプランです。

土地活用を目的とされる方には、利回りの観点から4階建てをおすすめしております。

限られた空間を最大限生かし、1LDK7部屋を実現しています。
エレベーターを設置しないことで、さらなるコストの削減と一部屋あたりの部屋の広さを確保しています。

バルコニーを有効活用

都市部の土地では制限により4階・5階部分をまるまる居住部にすることが難しい場合もあります。
そこであえて、広いバルコニーを採用することで、話題のアウトドアリビングにしたり、休日にバーベキューを楽しんだり、リゾート気分でリラックスしたり …楽しみが広がります！

木造は危ない？

元々RC造をお考えだった方にとって、木造の安全性はご懸念事項のひとつかもしれません。
さらに多層階住宅となればなおのこと、心配される方がいらっしゃるのもわかります。

木造は地震に弱い？

耐震には法律で定められた性能の基準があります。
新しい建物を建築する際にはこうした基準をクリアする必要があります。
そのために複雑な構造計算を行っています。
構造計算や確認申請の費用が高くなってしまうのはそのためです。
木造だから耐震性能が低いということはありません。

木造は火災に弱い？

木造の建物も、主要な構造が燃えて壊れないなどの性能基準が法律で定められています。
新しい建物を建築する際にはこうした基準をクリアする必要があります。

木造建築物の防耐火性能は、①耐火建築物、②準耐火建築物、③その他建築物（一般木造）に大別されます。耐火建築物とは、建築物の主要構造部を耐火構造とすることにより、当該建築物や隣接する建築物における火災終了後も消防活動によらずとも建物が崩壊せず、自立し続ける建物であることが求められます。
また、準耐火建築物とは、当該建築物や隣接する建築物における火災による加熱を受ける間、所定の時間主要構造部が崩壊・倒壊しない性能有する建物であることが求められます。
（一社）木造住宅産業協会「1. 耐火・準耐火構造について」https://www.mokujukyo.or.jp/initiative/fireproof/

「火災終了後も消火活動によらずとも建物が崩壊せず、自立し続ける建物」となっています。
現在の木造建築物は、十分な火災安全性を確保できるようになっています。