現在季節は7月、あの黒かったり茶色かったりするあの素早いアイツが元気に活動する季節ですね。

本日は、これまでずっと温めていたけれど、公表して良いものか悩んできたこの企画「絶対に負けられないゴキブリとの戦い」シリーズをついに始めたいと思います。

私やはり、どんなにがんばってもゴキブリだけは好きになれそうな気がしません。
元々は森の中等に生息していらっしゃるはず …悲鳴と殺虫剤に遭遇する家の中ではなく、大自然の中で優雅にのびのび生きて欲しいと心から願っております。

ゴキブリさんはじめ虫が出ないためにはどうしたらよいか。
たとえばベント剤を屋内、屋外ともに設置 …というような情報は別のウェブサイトに譲るとして、建設会社ならではの情報を公開していこうと思います。

いつか販売したいと研究中「ゴキブリのでないリフォーム」

私は個人的に、虫とくにゴキブリさんに家の中で遭遇しないため、日々研究をしております。
そこで、お客様とも情報交換させていただくことも多々あるのですが、多くの方が「どれほど嫌いか」や「最悪遭遇エピソード」について熱弁してくださいます …やはり大嫌いなのは私だけではない。

そこで、お客様のお宅でリフォームをさせていただく際には、進入経路がどこだったかを検証するようにしています。
とはいえ本人(本虫)に事情聴取をすることができないので、想像の域を出ないのですが、気がついたところは最大限、対策をさせていただいています。

今回はとくにマンションの(想像)進入経路を発表します。

ありがち進入経路第1位:水回りの配管周りに長方形のくり抜き

リフォームの際に洗面台を外したら壁に穴キッチンを外したら壁に大きな穴換気扇を外したら大きな穴、というようなことがとても多いです。

ちょっと古いマンション(戸建でも)あるあるなのですが、配管部分が丸ごと長方形に切り抜かれていてそのまま穴が開いている、というのがとても多いです。

よくウェブサイトを見ていると、「洗面台下やキッチン下収納の配管の隙間を塞ぎましょう」というようなことが書かれています。
ただ問題はそこではなくて、その先ですね。実は、床や壁に穴というのがとてもよくあります。

水回りによく出る、という方はこのパターンが多いです。

アイ建設にリフォームをご依頼いただいた場合には可能な限り最大限、この隙間がなくなるようにしています。

ありがち進入経路第2位:目透かし天井

これはちょっと盲点かもしれないのですが、「目透かし天井」といわれる伝統的な和室の天井から侵入してきます。
(「目透かし天井」で画像検索してください。)
特にマンションの場合でしょうか。

実は何度か、出入りする瞬間を目撃したことがあります。

寝ている間に腕や顔を歩かれたなどの経験がある方、和室で目撃した経験のある方、目透かし天井が進入経路の可能性が高いです。

この場合はやはり天井をリフォームしてしまうのが一番良いですが、すぐにはできない、という方におすすめなのがクリアのコーキングです。
これならDIYでも応急処置が可能です。

ありがち進入経路第3位:(古い)アルミサッシ

窓を開けっぱなしにしていて …というのではなくて、締め切っていてもありがちなのが、古いサッシの場合です。
古いサッシはけっこう隙間が多くてですね、とくにちびっ子が多く侵入してきます。

隙間テープなどで隙間をすべて埋めてしまう、という方法もありますが、その場合、窓の開け閉めができなくなってしまうので、これはこれで不便です。
この場合の対策はやはり、「インプラス」などの内窓を設置することでしょうか。

まだまだ検証をがんばりたい!

「ゴキブリのでないリフォーム」展開に向けて、まだまだ実験と検証が足りないと思うので、これからもさらに頑張っていきたいです。

リフォーム時にご相談をいただければ、実験段階ではありますがいくつかの対策はできますので、ぜひ検証させてください!
よろしくお願いいたします!!