先日、築40年超えのRC造マンションの一室のリフォームを行いました。
こちらのホームページでのアイ建設の施工例はほぼ新築のみ、です。
住みながらのリフォームの場合、お施主様の私物を多く写してしまうことがあり、プライバシー保護の観点からもなかなか公開が難しいという事情もあります。
そこで今後、私物があまり映らずかつご許可をいただけた場合アイ建設でリフォームするとどんな感じ?!というイメージをお伝えできたらと思います。
アイ建設のコンセプトは「自由な注文住宅を適正な価格で」です。
要するに「コスパが良い」を常に意識しております。
正直、高い材料を使ってたくさんのお金をけかければ、おしゃれになって当たり前だと思います。
とはいえ、お客様のご事情も様々です。
なので今回、できるだけお金をかけずにおしゃれにするにはどうすればよいか、を考えまくりました。
そのために、「木目調は使わない」、「なるべく無垢の材料」、をテーマにしました。
実はこの度はプライベートでのリフォームでしたので、使用感も含めてレビューして行けたらと思います。
そこで今回は、リビングのみのご紹介です。
床材は大分産の杉の「うづくり」の床材を採用しました。
とっても暖かいです。
無垢材は暖かいよ、とよくいわれますが、プラセボ効果ではなく本当に暖かいです。
通常の床材を用いた洗面所に入ると、ビクッとするほど床が冷たいです。
でもさすがに、洗面・脱衣場に無垢の杉材を使う勇気はありませんでした。
「うづくり」なので、靴下や裸足で歩いてみても気持ちがいいです。
踏み心地も柔らかく、香りもいいので、心なしか気持ちも優しくなります。
床暖房等は入れていないのですが、グラファイトヒーターを一つつけると、床が暖まり、部屋中が暖かくなります。
ただ、キッチンに関してはちょっぴりヒヤヒヤしながら使っています。
水、傷、汚れ…なるべく床を傷めないように使っていきたいです。
毎日たくさんキッチンを使うよ!という方は、もしかしたら普通の床材のほうがいいかもしれません。
ただ柔らかく暖かいので、立っている時間が長い方にはおすすめです。
ベンチは寝室で採用した、厚さが3センチほどある杉無垢の床材で作りました。
下の段にも板を通し、Wi-Fiルーター等の置き場にしています。
当初は補助的に使おうと思っていたのですが、柔らかく肌触りも良いので、結局毎日使用しています。
ベンチの後ろの部分の壁には全面、厚さ5ミリほどの無垢の杉板を貼りました。
これがかなり良いです。おすすめです。
ベランダ側のもう一方の壁は全面黒板にしたのですが、そのフレームにもこの杉板を使っています。
片側の壁は全面、本棚兼物入れにしました。
天板のみ無垢の銘木(朴、くるみ、栗、アカシア)を用い、その他棚板は国産杉の積層材です。
結果、ラックのような家具を置く必要がないので、部屋がかなりスッキリしました。
テレビは置かずにプロジェクターでみています。
窓のところに下地を入れ、100インチのスクリーンを取り付けました。
スクリーン等はあらかじめお伝えいただかないと設置が難しい場合もあります。
それと同様に、手すり等も、後々(オシャレに)設置するのが難しい場合もあります。
ぜひ、リフォームの際にはそういったこともぜひ一緒に考えてみてくださいね。