先日、築40年超えのRC造マンションの一室のリフォームを行いました。
実験的な試みを随所でしてみたので、順次レビューしています。
今回は「リビングの壁の黒板」についてです。
部屋の壁一面黒板!というのは、かねてよりやってみたかったことの一つでした。
そこで今回、やってみました。
が、ちなみにここが一番、「失敗したかも」と思っている箇所でもあります。
あくまで今回、実験的な試みでしたので、失敗したところも包み隠さず公開していこうと思います。
黒板の下地
今回、クロスを剥がしたボードの表面がボロボロだったこともあり、古い石膏ボードの上にベニヤを貼りました。
通常サイズ、下に3枚、横にして上に2枚です。
周りの皆さんの助言もありまして、そこに壁紙下地用のパテをしました。
フロアタッカーの針の部分とベニヤのつなぎ目の部分です。
実は、それがちょっと失敗の最初の原因であったかと思います。
素材感の違いが出過ぎてしまい、パテのあとがかなり目立ちます。
絵を描くだけなので、針の部分があっても、つなぎ目が出ていても、べつによかったかも、と思います。
せめて、マスキングテープをして、つなぎ目の部分だけ綺麗にやっておけばこんなことにはならなかったかと思います。
せめて、捨てペンキをしてから黒板ペンキを塗るべきでした。
黒板ペンキ
「黒板ペンキ」はいろいろなメーカーからいろいろな商品が販売されています。
今回、工期と納期を考えまして、カラーワークスさんの「カケルペイント」を使用しました。
カラーは「ダーリングレー」です。
完成
塗装後、リビングの別の箇所でも使用した、杉の無垢板でフレーミングしました。
(照明はpopIn Aladdinです。)
昼間、光があたるとこんな色合いです。
パテの跡は目立つのですが、絵を描いてしまえばそれほどでもありません。
そこで、おいおい汚れが目立つようになってきたら、塗り直しをしようと思います。
正直、何事もやってみないとわからないので、今回も良い勉強になって良かったと思います。
ちなみに、今回のこれぐらいの絵で、これぐらい床汚れます。
大人のお楽しみですかね(笑)
まとめ
壁一面黒板にするなら、下地材とパテに悩むところです。
実際に新築のお客様のお家なら、用途にもよりますが、「黒板クロス」をオススメするかと思います。
ベニヤでもザラザラ感はかなり残ります。
学校の黒板のような全面ツルツルにしたいなら、他の方法をとりましょう。
そして、実際にチョークで書いてみると、まわりがかなり汚れます。
壁にぶつかると服も汚れます。
それも「よさ」として楽しめる人には向いていそうです!