壁を黒板にしてみたら、毎日チョークでお絵描きし放題!
お子様だけではなく大きいお友達も楽しめそうです。

黒板にする場合、まずは「黒板ペンキ」が候補に上がりますね。
でも黒板のように描けるクロスがあるなら、お値段もお手頃で、気軽に取り入れやすそうです。

サンゲツさんのクロスには「Blackboard」というシリーズがあります。
(『Réserve』を参照してください。)
そこで今回、このシリーズから「RE51187」と「RE51193」のサンプルを取り寄せてみました。

私は日頃、日本理化学工業さんの「Art Chalk」を愛用しているので、今回もこちらのチョークで試し書きしてみました。

ちなみにこちらの壁紙のシリーズは全部で8色あり、写真のような薄い色もあります。
薄い色の場合、どんな感じになるのか興味があったのですが、意外と可視性があります。

チョークののりも良いです。
普通の黒板と比べ、しっとりとした描き心地で小さい文字も描きやすそうです。

乾いたマイクロファイバークロスで消してみると、こんなかんじです。

この感じは、普通の黒板並みでしょうかね。

推奨の消し方ですと、「まず乾いたブラシ等でチョークの粉を落としてから、マイクロファイバーウエスで丁寧に水拭きしてください」とのことです。

濡らしたマイクロファイバークロスで拭いてみました。

かなり綺麗に拭かないと、やはり若干チョークが残ります。

最終的にはボードクリーナーで綺麗にしました。

ちょっと気になったのは、水で濡らしたクロスで拭いた後やボードクリーナーをスプレーした後、普通の黒板と比べ水の乾きがかなり遅いです。
(そのあたりで若干、不安になってきます。)

そしてクロスである以上、ジョイント部分ができてしまいます。
カタログにも「ジョイント部分を水拭きする際は壁紙の剥がれにご注意ください」や「ジョイント部分や壁紙表面の凹部にチョークの粉がたまる場合があります」とあります。
長くキレイに使いたい場合にはジョイント部分には何も描かない、というのが良いのかもしれません。

独特のしっとりとした描き心地はかなり良いです。
薄い色もあるので、インテリアの邪魔をしにくいです。
そして壁一面するにしてもお値段がお手頃です。
でも毎日ガシガシ書いて消してを繰り返したい人向けではないのかもしれません。