これまで、こちらのブログでも何度かバリアフリーの特集をしてきました。
個人的に、身近な人が突然難病に罹患してしまったり、友人が突然の交通事故で体が不自由になってしまったり、といった経験があり「若くてもいつ何時、何があるかわからない」ことを実感しています。
福祉機器について調べたり、体が不自由でも使えるか?というのを調べるのがライフワークでもあります。

そんな私にぴったりな商品があるよ!と業者さんに紹介されたのがこちらの商品。
実は自宅への設置を検討中です …。

玄関ドア用電動オープナーシステム「DOAC」

まさかの自宅の普通の玄関ドアが「自動ドア」になる!というすごい商品です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/doac/features/#s1

通常の開き戸でも自動で開閉してくれるとのこと。

確かに、バリアフリーのリフォームをお考えの方から「玄関ドアを引き戸にしたい」というご要望はよく伺います。
しかしながら、特にマンションなどにお住まいの場合など、玄関ドアを勝手に引き戸にするわけにもいきません。(そもそも大工事です。)
車椅子でなかったとしても、ベビーカーをお使いの方もペット用カートをお使いの方も、引き戸を不便に思われる方は多いはず。

最短1日!で設置完了

https://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/doac/features/

大掛かりな工事をしなくても、サムターンとドアクローザーを交換するだけでOK!とのこと。

昨今、後付けで玄関ドアをオートロックにできる機器は各社から販売されていますね。
(自宅はこちらを使っています:【Qrio】玄関ドアをオートロックに!#1

こういった機器の大半は、簡単に設置ができるものの電池式のことがほとんどです。
ただ、玄関ドアを開け閉めするほどのパワーが必要となると、電気どうするの?と思ったのですがやはり、コンセントの増設が必要です。
(電動サムターンのほうは単三のリチウム乾電池です。)

まれに玄関ドア周りにコンセントを設置される方もいらっしゃいますが、通常はないと思いますので、どこからか電気をひく必要があります。
その場合は電気工事の日+DOAC設置の日で2日必要かと思います。

設置できるドア

ちょっと厄介なのが、ほぼすべてのドアにつけられるわけではない点です。
主に「取付けスペースの確認」「電動サムターンとの互換性」「電動ドアオープナーとの互換性」をチェックする必要があります。

セット価格

とても便利なことはよくわかりますが、気になるのは金額ですね …。

  1. サムターン1つ、リモコン1つの場合、セットで208,000円+税+工事費
  2. サムターン2つ、リモコン2つの場合、セットで238,000円+税+工事費

その他、スマホで操作したい場合にはオプションBluetoothレシーバーが17,000円+税とのことです。

身体障がいをお持ちの方/ご高齢の方

バリアフリー住宅改修の助成制度を利用できる可能性もあります