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2023年12月の『ゆうゆう』（主婦の友社）の特集は「片付け上手ですっきり暮らす！」でした。
私も大好きな、住まい方アドバイザー近藤典子さんのページも！

「無理せずすっきり！心やすらぐ『収活』術」として特集が組まれていました。

終わりに向かう終活ではなく、これからの人生を快適に暮らすための「収活」。
自分の心に寄り添い、自分が望む暮らしに必要なものを選び、適切な場所に収めていく。
自分さがしにもつながる収活は、家がすっきり整うだけでなく、心もやすらぎ、前向きになれます。
『ゆうゆう』、2023年12月号、主婦の友社、p.20.

最近よくきく「断捨離」や「終活」という言葉には、私ですら「寂しさ」を感じてしまっていました。
でも前向きに快適に暮らすための「収活」なら、明るい未来が想像できます。

私も昔から近藤典子さんが大好きで、建設業者向けセミナーに出席したこともあります。
そういうわけで、私の考える「収納法」は基本的に近藤典子さんメソッドがベースです！
今回の『ゆうゆう』の特集もとても楽しく拝見しました。

「近藤流納戸を仕切って収納力アップ」

今回の『ゆうゆう』では、近藤典子さんの「納戸を仕切って収納力アップ」の収納法も紹介されていました。
実は私以前、賃貸住宅に住んでいた時には引っ越しの度、リビングにこの方法を採用していました。

ただ建設会社としては、家具は固定したい！というのが本音です。

やはり大地震などがあった際、万が一お客さまが家具の下敷きに …や倒れてきたもので大怪我！といった経験は絶対にしたくありません。
実は以前、こんな記事を載せました。
よろしければぜひ、この機会にこちらの記事もご覧ください。

【『住団連』Vol.331より】大地震への備えについて考えよう

こちらのブログでは阪神淡路大震災時の原因別の負傷者数を紹介しました。

約半数が「家具・電化製品の下敷き」となっています。
「ガラス・金属・建物の破片」と合わせると約70%。

これだけ危険なので、今回の『ゆうゆう』でも転倒防止器具を使うよう推奨されていましたが …
平成２７年３月、東京都生活文化局消費生活部生活安全課が『家具転倒防止器具の性能』という背筋も凍る資料を発表しています。

やはり「転倒防止器具」の使用ではなく、家具の固定はしてください。

「家具なし」も選択肢！

そうなってくると、あえて家具（おもにタンス）を置かない！というのも選択肢になってくるかと思います。
ただ、かつて親御さんが嫁入り道具として一生懸命買ってくださった婚礼タンス …なかなか処分できるものでもありません。うちの母（60代）もそう申しておりました。
しかも昔の家具って、質が良いのですよね。今となってはこんなに質の良い家具、どこで手に入るだろう …？と思ってしまうことがあります。

そんな方のために、一部分解しておしゃれなインテリアとして利用、内部を収納しやすくリフォームして引き続き使用、内部をリフォームしてキッチンカウンターとして使用、といったご提案をさせていただいたこともありました。

古い家具は処分！ではなく、質の良い物はインテリアとして残せるご提案もできるよう心がけております。ぜひご相談ください！