本日は久しぶりに基礎工事編です。
通常、建物を建てるときにはどの現場でも「遣り方(やりかた)」という工程を踏んでいます。
ご近所の工事現場を通りかかったとき、こんな状態の時ありませんか?
弱そうな板がひょろっと刺さっている時ですね。
これが「遣り方」というとても重要な工程です!
図面には隣地との境界線など土地の境界線がしっかりと書かれていますね。
それで、その境界内のどの位置に(境界から何センチの位置に)建物がくるかというのもしっかり書かれています。
ただ、実際の土地には線が引かれているわけではないので、どうするの?
というわけでこの「遣り方」という工程が必要です。
こうして錘をたらして敷地境界の位置を正確に出します。
錘の位置で印をつけておいて、そこから測って基礎の「根」の部分の位置を出したり、基礎の中心の位置に印をつけたりします。
こうしてしっかり位置を出しておけば、後の作業が楽に正確になります!
地鎮祭のときの「鎮めもの」 は、ちょうどこの工程の時に埋められます。