前回、外の壁をペンキで白く塗ってみた、というブログを書いたのですが。
もう少しどうにかできないかな、というか、さらなる可能性を探りたい、と思ってしまったのです。

ここの事務所の問題点のひとつといえば、2色の質感も色も違うサイディングが貼られていることです。
ここまで違う質感だと、やはりペンキだけでは限界があるのでは?と思ってきました。

それに、ペンキだと「艶感」が目立つんですよね。
やっぱり外壁には「艶なし」が自然だと思います。

漆喰等の材料ならば、艶がでないので、自然に仕上がりそう。
それに厚みを出せるので、質感の違いも目立たないはず。

特にリフォームなどで、入り口付近のみサイディングを貼っておしゃれに、というような事例は多くみられます。
サイディングにしなかった場合、どうなるの?という実験です。

ちなみに、(職人さんに施工してもらう)家の外壁全部、塗ってしまうという材料もあるのですが、今回はそこまで本格的なものではありません。

気軽に「漆喰風」にしてみようということで、「手で塗るモルモル」という材料を試してみることにしました。

ちなみに、実は今まで何度か「漆喰壁」に挑戦したことがあります。
代表的な物ですと、旧旧事務所の内装、そして現事務所花壇の壁です。

どちらも、なかなかすごく大変でした。

まず、普通に珪藻土を買って、自分で水を混ぜる物、粘度が均一になりません。
そしてかき混ぜるのが激大変です。
(プロの皆さんは、マキタさんの「カクハン機」お使いです。)

コテを使って塗るのもなかなか大変で …。
そもそも板に乗ってくれない(笑)

それが最近、手塗りが流行っているそうなので、やってみようじゃないですか。

本日試してみた「手で塗るモルモル」は、手塗り専用です。

こんな感じになります。

私も左官屋さんではないので、プロの様にはできていません。
普通の人でもこれぐれらいにはなるよ、ということで、今回は細かいところもお見せします。

手で塗ったあと、コテで表面をなめらかにしています。
もっと厚塗りすれば、サイディングのぼこぼこが完全に目立たなくなるかもしれません。
模様付け用のコテやローラーを使ったら、きれいに柄も出せそうです。

ちなみにですが、14Kgのもの1缶でこの範囲ギリギリ塗れるぐらいでした。

この感じで、もう少し上まで塗っていけたら、もっときれいになりそうです。