先月、タカラスタンダードさんから新商品が出ますという記事を書きましたが、その後「新商品発表会」についてのお知らせをいただいたので、伺ってきました!
(先月の記事はこちらです。今回の記事は前回の内容に、営業さんに教えていただいた情報を補足します。)

「カラーバリエーション」のコーナーも新色がずらり。

新しい可能性「レミュー」の新カラー

エントランスのキッチンも入れ替わっていました。
(先月「人気が出そう」と書いたレミューの「コンクリートダーク」です!)

前回、この「艶なし」ホーローについてご紹介しましたが、営業さんによりますと「かなりすごい」進化だそうです。

なんでも新しい「インクジェット印刷技術」の開発により、従来の柄付け手法では不可能だった色や風合いが出せるようになったとのこと。

これの何がすごいかというと、今後、好きな写真や絵や柄をオーダーメイドでプリントしたりができるようになりそう!とのことです。
今、一部の場所で試験的に運用が始まっているそうなのですが、いずれ個人でも注文できるようになる日がくるかもしれません。
それは、実現したらなかなか楽しそうですね♪

ところで、いわれなければホーロー製とわからないほどのマット感ならば、「なぜホーロー製にする必要が?」と思いますよね。
それにはきちんと理由があります。
「お手入れの簡単さ」と「持ち」と「丈夫さ」が木製キッチンとぜんぜん違うからです。

こうした長所があっても、特に「ナチュラルなインテリア」を求められる方、インテリア雑誌に載っているような「オシャレなキッチン」を求められる方にはなかなか訴求しないという実情があったようです。

それをクリアした新しい新商品ということですが、残念なお知らせもあります。
実は …こちらの「艶なし」シリーズは従来の「艶あり」シリーズとはお手入れ方法が若干異なります。
(詳しくはタカラスタンダードさんにお問い合わせください。)

(他、唯一好みに合わないかもしれない「ステンレス製キッチン」をお望みの方には、「業務用厨房」シリーズのご用意があります。)

「エーデル」と「トレーシア」の違い

さて、大反響の新色「ダークブルー」がでた「エーデル」さんにも補足事項です。
「エーデル」と「トレーシア」でお悩みの方への情報です。

「エーデル」と「トレーシア」、一番の違いはやはり、デザインです。
ぷっくり丸みを帯びた「エーデル」とスッキリ直線的な「トレーシア」で、色のバリエーションもかなり違います。
(上記の写真をご覧ください。)
加えて「トレーシア」は収納量もさらに多いです。

というのが一般的な情報ですね。
技術的?にみると、ここが一番違うそうです!

エーデル
トレーシア

あえて同じような角度から撮影してみました。
扉の角の部分、わかりますか??
トレーシアの方は、別の素材で角が補強されています。
エーデルはそのままですね。

つまり、「トレーシア」の方が角の部分の衝撃に強い!ということがあるそうです。

とはいえ、ホーローはホーロー。かなり丈夫なので、通常の使用の範囲でそれほど神経質になる必要はありません。
それでも、実は個人的に、某有名琺瑯食器(?)を何度も割ってしまった経験があり、一抹の不安をおぼえてもいます。


【2022年3月16日追記】

今回、そういう方に向けて、補足情報を掲載します!
(こちらは、タカラさん公式情報ではありませんので、ご注意ください。)

実は以前、築年数約20年?のお宅にうかがったところ、約20年前のタカラさんのキッチンが設置されていました。

撮影と公開の許可を得ましたので、公開いたします。

ご使用状況によるかと思いますが、ホーローが割れるとどうなるの?20年くらい経ってどう?というのをご覧いただけるかと思います。


扉の側面、少し銀色の部分が見えますね。
ホーロー引き部分が欠けてしまい、一部、下の鉄部が露出しています。

欠けてしまった場合には、ホーロー用の補修剤である程度目立たなくすることができます。

とはいえ20年経ち、照明が映り込むほどの艶感。
お掃除すれば、いまでも全く遜色なく使えるキッチンキッチンでした。

また一部ショールームでは、古いキッチンの扉が展示されていますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
川口ショールームでは、昭和50年製のキッチンの扉を見ることができますよ。