アイ建設は、福井コンピュータさんとダイテックさんの施工管理システム「現場プラス」を導入しています。

実は、本格的な運用開始からもうすぐ1年。

アイ建設は日々、新しいシステムを積極的に取り入れたいと思っているで、他社さんがどのように運用しているのかに非常に興味があります。
ということは、他社さんもきっとそう。
そこで、アイ建設の運用事例を公開していくことにしました。

今後、外部の色々な方と情報交換してゆけたらと思います!

【こちらの記事は常時追加・編集していきます。】

Q
施工管理システムって何?
A

簡単にいってしまうと、一時期テレビCMなどをたくさんしていた「アンドパッド」が代表格です。
工程表、図面などの管理と共有、メッセージのやり取りが簡単にできます。

実は、施工管理システムとしては、2社目です。
初めは、別の施工管理システム(仮に「β」とします)を使用していました。

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別の施工管理システム「β」、どうしてやめたの?

今思えば、なのですが、使用開始時はやはりちょっと無理をしすぎだったかもしれません。
導入を決めた上層部も実は、何にどう使うのかよくわかっていなかったようです。

業者さんを招いて説明会なども開催しましたが、社内ですら「正直、仕事が増えるだけ」や「何が便利になるのかわからない」という声が多く、浸透に至りませんでした。

それに、「β」のアプリは直感的に使いにくいところがあり、日頃パソコンやスマホを使い慣れている人にも不評でした。

また、おそらく運営側が使って欲しい「メインの用途」がメッセージ機能であったため、メッセージのやり取りにフォーカスしすぎな(と感じる)アプリでした。
昨今、メッセージ機能主体としてこの金額はかなり高いと思いましたし、社内でも、無料で誰でも使えるSMSやLINEでどうしてだめなのか、という声があがりました。

今後、こういったシステムを使っていくなら、やはり乗り換えは必須、ということで、そこからかなり慎重に選びました。

とはいえ、この世界もなかなか競争が熾烈なようです。
「『現場プラス』さんの説明に来てもらいました!」というような投稿を会社の公式Twitterにあげたところ、「先ほどTwitterみましたが、なんとかうちのシステムも検討してもらえませんか?お話だけでも!」とその日のうちに同業他社さんから営業電話がかかってきたりもしました。

最終的には「β」以前も合わせると、4社さんに説明に来ていただき、真剣に選びました。

結局のところ「システム導入で何をしたいのか」が重要であったように思います。

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有名なアンドパッドなどではなく、なぜ「現場プラス」に?

以前から福井コンピュータさんの「Do!photo」を使用していました。
こちらは、現場の工事経過の画像をもれなく撮影して保管しておくためのシステムでした。

ちょうど「Do!photo」がサービス終了というタイミングで、こちらも今後どうしようかと考え始めたところでもありました。

そこで最悪、「現場プラス」を使いこなせなくても、「Do!photo」の機能だけ使えばいいのでは?という結論になりました。

これまで「Do!photo」は一応しっかり運用できていたので、さすがに社内でも使えるでしょう?というのもありました。

あとは何より、金銭的な問題です。
「Do!photo」と変わらないくらいの金額で様々な機能が追加されたなら、それはかなりお得だと思いました。

「β」でなかなかの初期費用を払ってしまったもののほぼ使わず解約ということになってしまったので …初期費用の高いところ、すぐには解約できないところはやめたいというのが正直な気持ちでした。

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結局、現場プラス使いこなせてる?

そこそこ使いこなせている(?)と思います。
全社員が少なくとも1日1回は必ず開くので、まあ上出来かなと思います。

実は、職人さんたちとのコミュニケーション機能はほぼ使わず、専ら社内で活用しています。

結局、社外の人とのコミュニケーションは、SMS、LINE、電話、メール等活用しています。
(図面の共有もLINEやメールなどでしています。)

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メッセージのやりとりしないなら、何の機能使ってるの?

主に工程表と図面、上記の写真管理、そして労務管理です。

以前、工程表はエクセルを使用していました。
しかしこの時代、さすがにエクセルはないと思います。

現場プラスで工程表を作成する場合、既存の現場からコピーもできますし、便利なフォーマットも使えるので、「エクセルからの乗り換えに抵抗のある人」にも受け入れられやすいと思いました。

カレンダーや工程変更など、正直、エクセルよりもかなり簡単で、直感的に動かしやすいので、乗り換えたことによる社内での不満はありませんでした。
(年配者からは実は …。)

図面管理は、変更があるたびにダウンロードすればよいので、常に最新の図面をチェックできます。

やっぱり便利だなと思うのは、担当の現場監督に何かしらトラブルがあった場合や急遽休みをとっている時、他の人がすぐ図面や詳細のチェックができることです。

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施工管理システムで、労務管理?

初期の頃から推奨機能であったかはわからないのですが、労務管理を行なっています。

現場プラスで現場を登録すると、緯度経度を設定できます。
これにより、各社員のスマホの位置情報を用いて、現場での「チェックイン」が可能になります。

すべての現場と事務所、社員の自宅などテレワークをする場所を「現場」として登録し、移動する度「チェックイン」と「チェックアウト」。

メモ機能もついているので、「チェックアウト」時に入力し、日報も兼ねられるようにしました。

詳細はこちらから
現場Plus日報機能の使い方をアップグレードしてみた記録です。
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他に使っている機能は?

「掲示板」機能でしょうか。

実は、アイ建設は社内会議をすべてオンライン化しています。
各社員がそれぞれ現場や駐車場、自宅などで会議に参加します。

オンライン会議の場合、プリントアウトした工程表や図面を渡すことができないので、全員が現場プラス上で他の現場の詳細を見ながら他現場の報告をききます。

別に必要な会議進行のための会議資料のPDFを「事務所」の「掲示板」の「1日のみ」に設定して共有しています。

他に、以前は他の社員とよくメッセージのやり取りをしましたが、現在は専らラインワークスを使用しています。
今はごくたまに「ラインワークスにログインできなくなっちゃったんだけどどうしよう?」というような内容のメッセージがくることがあるくらいです。

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今後も「現場プラス」続けたい?他のシステムに乗り換えたい?それとも施工管理システム自体やめたい?

施工管理システム自体をやめたい、という気持ちは正直全くありません。
現状そこまでの不満はないので、他のシステムへの乗り換えも考えていません。

今の「現場プラス」は、値段もかなりリーズナブルで、使いやすいです。

それに後発ということもあるからなのか、「お客様の声」をわりと大切にしてくれます。
希望が多い機能に関しては、アップデートで対応してくれたりします。

ただ、ひと月これしか払ってなくてワガママな会社だなーと思われているかもしれません(笑)
とはいえ、今後ともよろしくお願いいたします。

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専ら社内で活用していますが、入りたい協力業者さんもちろん大歓迎です!

 現場監督さん(正社員)募集中です!

ここまで読んでくださったあなたはどこかの建設会社さんにお勤めかもしれません。
アイ建設では現在、現場監督さん(正社員)を募集しております。
年齢不問です。

自分でいうのもなんですが、結構待遇が良い方だと思います。
勤務時間は8時から17時半、残業ほぼなし、あっても18時頃までです。
土日祝日はもちろん休業、有給もきちんと取れます。
これまで、ボーナスは年2〜3回実績があります。

二級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持っている人がこれまでは多かったです。

やる気があれば、資格が必須というわけではありません。
現在職人さんでこれから監督を目指したい方も応援します。

実際に働きたいかどうかは別にして、ご質問や仕事内容についてちょっと話をきいてみたいだけなんだけれど …という方は、私に個人的にご連絡いただくか、下記LINEにメッセージ、または下記Twitterにダイレクトメッセージください。