先日、今年も再び「タカラスタンダード」さん「渡辺パイプ」さん共催「ぴったりサイズフェア」が開催されました。

先日発売になったばかり「グランスパ」についての説明が多かったです。
「グランスパ」についてはこちらの過去記事をご覧ください。

ただ、そんな一般的な情報はもう知っているの!もっと詳しいことを知りたいの!ということで、
ずっと気になっていた質問をぶつけてきましたよ!

「キープクリーン」って、ぶっちゃけどうなの?

「FRP浴槽」と「キープクリーン浴槽」とは

タカラといえば、有名な「鋳物浴槽」や、さまざまな用途の「ステンレス浴槽」などもありますが、ひとまず検討対象となるのが「FRP浴槽」と「キープクリーン浴槽」かと思います。

「FRP浴槽」は、いわゆる通常のユニットバスの浴槽です。
通常のユニットバスは「FRP」、別名「繊維強化プラスチック」という素材でできています。
この素材は、主にユニットバスの他に、小型船舶や浄化槽にも多く使われています。

「キープクリーン浴槽」は、アクリル人造大理石でできています。
いちおう「人造大理石」なので、「FRP浴槽」と比べ、重く、硬くて丈夫、傷もつきにくいです。

浴槽とフロアで選択できる

タカラスタンダードでは、浴槽だけでなく床部分も「FRPフロア」「キープクリーンフロア」というタイル製の床を選択することができます。

「FRP浴槽×FRPフロア」、「キープクリーン浴槽×キープクリーンフロア」という組み合わせはもちろん、「FRP浴槽×キープクリーンフロア」や「キープクリーン浴槽×FRPフロア」などの組み合わせも選択できます。

なぜ「キープクリーンフロア」をすすめるの?→ 理由は2つ!

ショールームに行くと、きっと一度は「キープクリーンフロア」をお薦めされると思います。

なぜ?という理由が実は2つあることがわかりました。

理由① FRPは傷がつきやすい

そうなのです、FRPは傷がつきやすいのです。

年数のたったFRPのユニットバス。とくに床が変色しているものをよく見かけます。
それが「汚い」とかではなく、個人的には、しっかりお掃除をされていて素晴らしいなと思います。
ただ、毎日ブラシでゴシゴシお掃除してしまうと、小傷がたくさんでき、それが変色 …
という事態になってしまうことがあります。

そのかわりに「キープクリーンフロア」では、傷つきにくくゴシゴシお掃除できます!(といわれています。)

理由② 排水部分がステンレス

理由①は各社共通の問題でしたが、理由②はタカラスタンダードの大きな特徴のひとつです。

まずは「FRPフロア」をみてみましょう。

なるほど、よく見かけるタイプです。
とはいえ、今時この微秒な色はなんだろう …うん。本当に新品よね?と思ってしまいます。
フロア全体も、いわゆるよく見かけるタイプですね。

「キープクリーンフロア」がこちらです。

なんと、ステンレス。
これは確かに、清潔が保てそうです。
(ぬめりにくいですが、水垢はつくかもしれません。)
ごみキャッチャー以外のところもグレーカラーで少しおしゃれです。

とはいえ、ホームセンターやアマゾンなどで、ステンレス製や銅製などの交換用のゴミキャッチャーがわりと安く売られています。
正直それも、ひとつの選択肢かなとは思ってしまいました。
こういうところに銅、いいですよね。

参考までに

キープクリーンのフロアのほうは、ステンレスの一枚板の上に本物のタイル敷きです。
そのため表面が堅いです。

メーカーさんによっては、「滑っても怪我しにくい」という目的であえて柔らかい床の仕様になっているものもあります。

タカラさんのキープクリーンはタイル使用なので堅い床ですが、その分、表面がざらざらしています。
そのため、そもそも石鹸などでも「滑らない」ことに重点を置いた仕様となっています。

個人的にお客さまにお伝えしていること:個人の感想です

やはり、しっかりお掃除をして清潔を保ちたい!という方には「キープクリーン」がお薦めです。
私のように(?)お風呂掃除はスプレーだけです!ブラシとか使いません!という方は、正直「キープクリーン」の恩恵が少ないのかもしれません。

それならフロアも浴槽もFRPでも …と思いますよね??
だとしたら正直、他メーカーのものもおすすめしてしまう「かも」しれません。

同じFRPなら、他メーカーでもっとお求めやすい価格のユニットバスをおすすめしたいかも …というのが個人の感想です。

実は拙宅は(ずっとお求めやすい)他メーカーのユニットバスなのですが、排水部分をプラスオプションで銅が使われているものにしました。
これが本当によくてですね、今後も排水部分は金属が使われているものにしたいと思っているところです。

となると、キープクリーンフロアを選ばなくてはいけないのか? …と思いつつ、金属製のゴミキャッチャーをどこかで買えばいいかも、とも思いつつ。
うーん。次回、自宅のお風呂をリフォームする際には、また悩みそうです。