前回、ショールームで営業さんがエコカラットプラスの実験を見せてくれた記事を載せました。
【LIXIL】「呼吸する壁」?!
エコカラットプラス!
そこで、せっかくなので私も自宅に設置してみよう!ということになり、購入してみました。
(実はキャンペーンに応募していましたがハズれてしまったもので …)
そこで今回は、実際に自分で自宅に設置してみた感想というか口コミを投稿してみたいと思います!
私が今回選んだのは「Art Brut」のシリーズから「ECSF‐1260S/54」の「1260セット」です。
自宅のキッチンはステンレスの業務用キッチンなので、初めは黒かブルックリンの写真のものを考えていました。
ただ、これから冬に寒々しいかなというのと、キッチンに赤というかピンクというかという色の椅子を置いているので、色合いもピッタリそう!ということで、こちらに決めました。
設置場所の選定が難しい
周囲との距離
実は元々エコカラットセルフを設置したいと思っていた理由が、キッチン横の壁にサイズがピッタリだったためです。
リフォーム時にタイルを貼る予定だったけれど、迷っているうちに結局クロスで仕上げて早数年 …。
ところが、説明書を読んでみたところ「壁の端部・天井とは5cm以上、床(幅木)とは15cm以上の距離を空けてください」とのこと。
これでは取り付けができないな、と思ったのですが、諸々の追加の安全対策を講じ、自己責任で設置をしました。
木造住宅限定?!→「斜め打ち治具」の使用
さらに想定外だったのが、ベースシートの「タッカー釘の打つ場所の変更、打つ本数を減らすことは禁止です」との文言。
木造住宅ならば通常、壁下地も木だと思うので、タッカーでの設置ができるかと思います。
ただ、マンション等では壁下地が「軽天」や「GL」の可能性がかなり高いです。
タッカー釘の打てないのでは …?
壁をチェックして「木」か「軽天」か「GL」かはたまた「コンクリ直」かをすぐ正確に判断できる人はなかなか多くないのではないかと思います。
そのために、段ボールを加工してこちらの治具を作る必要があります。
壁に斜めにタッカー釘を打ち込めば、下地まで届かないので、石膏ボード内で打ち込みができる!ということですね。
ちなみに推奨のタッカー釘は8〜14㎜となっています。
もしかすると壁の石膏ボードの厚みが9.5の場合もあるので、心配な方は8㎜のタッカー釘を使用すると良いかと思います。
ちなみに、コンクリート直の場合はどうやっても施工できません!!
それでもどうしても!という方は業者さんにご相談ください。
最低限必要なもの
必要な道具は説明書に記載されています。
ハンマータッカーは使えないとのことなので、注意です!
(私はアマゾンさんで注文しました …。)
実際に最低限どうしても必要そうなのはこちらでした。
- タッカーとステープル
- スケール/メジャー
- ハンマー
- 鉛筆と消しゴム(なくてもなんとかなるかも)
- マスキングテープ(なくてもなんとかなるかも)
あと他にあって便利だったのは、定規です。
同業の方におすすめなのは、これはもうレーザーです(笑)
説明書をよく読んで設置しましょう
あとは説明書をよく読んでから設置しましょう!
実際に自分で設置してみた感想
設置の難易度:とても簡単でした
面倒くささ:取り付け自体には時間もかかりませんが、説明書の熟読が若干面倒でした
見た目の変化:キッチンがパッと明るくなり、イメージもだいぶ変わりました
製品の満足度:とても良いので満点にしたかったのですが、1枚ヒビが入ってしまったのでマイナス1としました
製品の満足度:とても良い
製品自体はとても良いです。
正直、施工前には見た目のことしか考えていなかったのですが、特に良かったのは脱臭効果です。
キッチンに入ったとき、たまに「におい」が気になっていたのですが、全く気にならなくなりました。
思ったよりも脱臭効果があるのかもしれません。
これは嬉しい誤算で、是非とも寝室やトイレにも貼りたくなってしまいました。
これまでは、居住中にエコカラットを導入したくても、ちょこっとの範囲でも業者さんに依頼する必要があったことから、かなりハードルの高いリフォームであったことは確かです。
自分でできる製品が発売されたというのは、かなりすごいことのような気がします。
今後、様々なカラーや柄が発売される予定ということなので、それも楽しみです!
他に要望があるかな …といえば、割れてしまった時や、少し範囲を広くしたい時用に単品買いができるといいなというのと、フレームを一緒に販売してくれるといいなと思います。