今年の3月、『2022年4月、「ラシッサD」に新レーベル「キナリモダン」が加わります』という記事を掲載しました。

現物見本等が届きましたので、特集していきます!

イメージ画像はよいとして、「実際に見てみるとちょっとイメージが違った」というの建具あるあるです。

はじめに:公式イメージ画像の復習

はじめに、LIXIL公式のイメージ画像のカラーリングを復習しておきましょう!

全体的に色は薄め。
ナチュラルでやわらかく、照明の明るいリビングという印象です。
確かに、好きな方の多そうなイメージですので、人気レーベルとなりそうです。

個人的には、木目調よりも単色系が好きなので、「ソフトグレー」と「ソフトモーブ」の色合いが気になっていました。

これらの画像で読み取れることをまとめてみました。

  • 夜も明るい照明にしたい
  • ナチュラルな色の家具を使っている
  • 家のクロスはやっぱり白がいいと思う
  • やわらかい北欧スタイルが好き
  • 淡い色が好き
  • 「韓国インテリア」が好き

カラーは3色

今回のレーベル「キナリモダン」は現状3色展開です。

コウノキ(ED):日本に馴染み深い樹種である桂(カツラ)の別名。繊細な木目でありながら、やわらかい色合いは穏やかな濃淡をもつ品のある柄です。

ソフトモーブ(EE):江戸時代、梅を染料として染められた梅鼠のほんのり赤みのあるグレーをイメージ。ほのかな色合いが空間に優しいアクセントを与えてくれます。

ソフトグレー(EF):着物に使われる絹鼠という色をイメージした上品で落ち着きの淡灰色。木目との相性もよく、大人の奥ゆかしさと優雅さを感じさせるカラーです。

ラシッサD キナリモダン カラーサンプル より

こうした説明文を参照しますと「和」をイメージしていることがわかりますので、和風のイメージにも合いそう。
元々私が興味を持ったのは、無垢の格子や建具をお部屋の目立つところに大きく使ったけれど、お値段の関係で、その他の場所はプリント合板の建具にしなければいけない時に使えるかもという理由でした。

一部を無垢の建具にすると、プリント合板の木目調の建具との差が目立つ時があります。

とはいえ、「ホワイト」は白すぎるよね …ということがありました。

また、若い女性向けのお部屋で「韓国インテリア」ができるお部屋にしたいという時。
「ホワイト」は白すぎるし、他のベージュは「韓国インテリア」には微妙な色合いだし …と思ったことがありました。

というわけで、「キナリモダン」はかなりつかいやすそうな3色です!

現物見本はこちら

今回は、現物見本を事務所内のいろいろな場所で撮影してみました!
今回は写真いっぱいです!!

ちなみに撮影モデルは、毎度お馴染み弊社専務取締役「せんむさん」です。

このあたりで「?」となってきたので、これ以降は手のみ登場です。

照明明るめ:

昼間、消灯:

窓際:

普通の室内(白い壁)イメージ:

会社の玄関:

トイレの入り口:

色々な壁紙と:

やはり、場所によってかなり色が違って見えます。
そしてやはり、ホワイト系との相性が良さそうです。

枠色は?

ドアがある以上、枠も必要です。
これらのカラーから選べます。

イメージ画像では「プレシャスホワイト」が使用されているようですが、やはり真っ白が一番合いそうです。
(使い方によっては「チャコールブラック」もありかもしれません。)

実際に「プレシャスホワイト」の枠と合わせるとこんな感じです。

検討候補は?

リクシルさんの他のレーベルで、似た色合いのものを集めてみました。
「キナリモダン」の「コウノキ」はどれでしょう?

そうです、左上です!
一番近そうなのは、「ラテオ」の「イタリアンウォルナット」でしょうか。

前回の記事の時から思っていましたが、今回の「キナリモダン」は赤みというかピンクみが強いです。

ということはつまり、微妙に色の合わないクロスが数多く発生する見込みです。

採用をお考えの方はぜひ、カラーサンプルを取り寄せ、採用予定のクロスとのチェックを忘れずに!

他に新しいところ

こちらがラインナップです。

引戸に新しく「LBA」という種類が出ました。

縦に長い溝があるだけで従来の金具の取手がない仕様となっています。
こちらもかなり人気が出そうです!