SNSやメディアで大注目!バストープって?
最近、様々なメディアで紹介されているリクシルさんの話題の新商品「bathtope(バストープ)」、ご存知ですか?
私が個人的にこの商品を知ったのは昨年2024年12月21日の『日経MJ』に載っていた『「浴槽キャンセル界隈」賃貸派は4人に1人 スペパを重視』という記事です。
11月下旬に発売した「バストープ」は布製で、使用する時だけ四隅を浴室のフックにひっかけて広げ、お湯を張る仕組み。普段は丸めて収納する。小柄な人でも体勢を崩しにくく、175センチメートル程度までの人なら足を伸ばしてつかることができる。
「浴室は使われる時間も少なく、スペースパフォーマンス(スペパ)が悪いと思われがち。湯船をなくすことで、浴室の価値を高められると思った」。開発責任者の長瀬徳彦氏は企画の背景をこう説明する。
『「浴槽キャンセル界隈」賃貸派は4人に1人 スペパを重視』、日本経済新聞、2024年12月21日https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC212810R21C24A1000000/
つまりは、使わないときは畳めちゃう、布製のバスタブ。
普段はシャワールームとして広々お風呂が使えるよ!という画期的なバスルームです。
記事を読んで「これは良さそう!」と思ってから早半年。
本日ついに、実物を見てきました!

残念ながら現在、リクシル埼玉ショールームには実物展示がないため、布製バスタブのみの展示です。
畳める?布製??
布製ってどういうことかな …?というのは、実際に見ていただくのが一番かと思います。
写真でどこまでわかるかはわからないのですが、細かいところの画像を載せます!






表現の仕方が正しいかわからないのですが、内側は「テント」みたいな生地です。
生地や紐自体はポリエステル100%のようです。
ポリウレタンでラミネート加工がしてあるので、脱水ができないため、洗濯機の使用はNGです。
フックから外して畳んでみるとこんな感じです。
片手でラクラク持てます。

実際にどうやって使うの?
使用するときには四隅をフックにかけて、お湯をためます。
追い焚き等はないので、給水は水栓やシャワーから。
排水の機能は真ん中についています。

使用後は外して、ユニットバス上部の方にあるフックに紐2つでぶら下げて、中性洗剤でお風呂掃除。
上記の通り、洗濯機は使用できません。

上部フックにぶら下げて、完全に乾いたら、畳んでバスタオル置き場などに収納します。
シャワールームとして使うときには、布製バスタブを浴室内に置きっぱなしにしてはいけません。
(濡れるとカビの原因になります。)
実際入るとどんな感じ?
渡辺パイプの担当営業さんにご協力いただきました!
ありがとうございます!

背が高めの男性でも、しっかり足を延ばして入れます。
気持ちよさそうです!
ただ、肩まわりの幅が窮屈そう …。

元々幅が広くないのと、布なので重さで下に下がるために、若干幅の窮屈さはあるかもしれません。
後付けできる?
現在、後付けはできません。

ちょうどフックがくる位置に補強材が入ったユニットバスになっているためです。
水の重さはかなり+100キロ程度の人が入ることもある、という想定なので、こうした構造になっているとのこと。
ぶっちゃけカビ生えない?メンテどうする?
良さそうではありますが、気になるのは布がカビない?問題。
ぶっちゃけ、カビは生えるそうです。
お手入れ(掃除と乾燥)はしっかりする必要があります。
どうしても布製。ご使用頻度にもよりますが、カビや傷みは出てきます。
その場合、布製バスタブのみ買い換えることもできますが、価格は15万円程度(2025年現在)とのことです。
まとめ
お手入れはちょっと大変そうだけれど、画期的で便利そうな商品です。
お色は現在5色で、浴室ドアもすごく豪華なものが選べたりします。
気になる方はぜひ、下記LIXILさんのホームページをチェックしてください!