タカラスタンダードの人気洗面化粧台「ファミーユ」の新モデルが2025年8月25日に発売になるとのこと。
昨日6月26日、報道関係者向けのプレスリリースが発表されました!

https://www.takara-standard.co.jp/files/news/press_release/RELEASE_20250626.pdf

注目!の変わったところ

「ベッセルボウル」デビュー

まず一番のニュースは、ついに「ベッセルボウル」タイプの洗面台が登場したことです!
これまで、他社さんには各種ラインナップがありました。
それでも、これまで扱いがなかったのは、「水まわりの使いやすさ」や「お手入れのしやすさ」を一番に掲げている会社としては、ちょっと抵抗があったのかも、などと思ってしまいます。

とはいえ、ベッセルボウルタイプの洗面台、かなり人気です。

これまでは、「洗面台は洗面所」と相場が決まっていました。
でも今は、玄関、廊下、リビング、寝室など様々な場所に洗面台が欲しい時代。

見た目をオシャレにすることで、「洗面所の洗面所」だけではない需要も開拓しようということなのですね。

また、カウンタータイプは、1センチ刻みでサイズオーダーが可能。
これまで「リフィット」に流れていた層も開拓できそうです。

「ファミーユ」にも片寄せモデル

これまで、最上位モデル「エリーナ」さんでは人気だった「片寄せボウル」のモデル。

https://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/predencia/style.html

ボウルが真ん中にあるよりは、ちょっとオシャレ。
そして、メイクスペースやちょっとした家事スペースとしても活用できるカウンター部分。
確かに見た目も実用性も兼ねていそうです。
とはいえ「エリーナ」さんの価格を考えると、他メーカーに …という動きもありました。

今後は、こうした「片寄せボウル」の選択が、「ファミーユ」でもできるようになりました。

ミラーの種類も豊富に

今度の「ファミーユ」では、丸型の鏡など、洗面台上部のラインナップも増えるとのこと。
実は私も、洗面台の下部のみ注文して、上部は別メーカーのものをセレクトしたことが、これまで何度もありました。
確かに、収納や照明がついた四角いミラーは、便利ではあるとは思うのですが。

こうした他社メーカーさんに流れてしまっている状況にも、危機感を覚えていたのかもしれません。
とはいえこちらも、「水まわりの使いやすさ」や「お手入れのしやすさ」を一番に掲げている会社として、ちょっと抵抗があったのでは、と想像してしまいます。

まとめ:選べる自由が選ばれる理由につながるのかも

これまでも、ボウルの位置やミラーの形には特に、こだわりをお持ちの方が多かったように思います。
空間の印象はもとより、使い心地にも大きく影響します。

これまで、自由度の少なさから、最終的に他メーカー採択となることも多く、建設会社としてもちょっとはがゆい思いをしていたこともありました。
今回、中価格帯の「ファミーユ」に選択肢が増えたことは、うれしいニュースです。

さらに今後、ウルトラファインバブル水栓も登場するとのこと。
これは人気が出そうです!

いずれにせよ、現在はまだプレスリリースの段階。
今後の情報発信を楽しみにしたいと思います。