本日は『コバヤシNews』第338号からの記事です!
今回の特集は、「全国建設労働組合総連合(全建総連)」さんによる調査をもとにした記事です。

こちらのブログでもご紹介しましたが、昨今、建材や住宅設備の価格の高騰や納期遅延が話題になっていますね。
「実際のところはどう?」という全建総連さんによる調査結果が発表されました。

これから家を建てられる方、リフォームをお考えの方、工事待ちの方必見の内容です!!

全建総連とは

「全建総連」とは正式名称「全国建設労働組合総連合」という建設関連の職人さんや街の工務店等を中心とした労働組合のことです。
建設業界で働く人を、保険、労災、税金対策、講習などさまざまな面からサポートしています。

この「全建総連」が大元(?)で、全国に加盟組合があります。
私はどこにも加盟していないのですが、いつも個人的に「建設埼玉」さんには大変お世話になっております。

「建設埼玉」さんでもらったティッシュに加盟組合一覧が載っていました。

というように全国47都道府県すべてに加盟の組合があります。
(埼玉県には「建設埼玉」さんと「埼玉土建」さんがありますよ。)

今回、ここでの調査とのことですので、かなり信用がありそうです!

給湯器の納期平均

給湯器の納期遅延はニュースでも話題になりましたね。
現在も続いています。

遅延といってもどれくらい遅れているの?という疑問について、3月時点での調査結果です。

発注から納品までの平均日数は66.7日
最大日数は240日

60日以内は58%
100日以内なら84.8パーセント

3月の時点では、2〜3ヶ月あればだいたい大丈夫そう、というかんじであったようです。

価格の上昇は平均的にどれくらい?

材料の高騰による住宅価格の上昇も叫ばれて久しいですが、実際どれくらいの影響がでているのでしょうか。

新築の場合

値上がり率10〜19%:全体の37.1%
値上がり率20%以上:全体の44.2%

最も多いのが20%以上の値上がり、10%以上の値上がりと合わせトータル80%以上との結果となりました。

リフォームの場合

値上がり率10〜19%:全体の42.7%
値上がり率20%以上:全体の33.1%

リフォームの場合は最も多いのが値上がり率10〜19%でした。

まとめ

給湯器の交換には2〜3ヶ月はかかりそうです。
新築の場合もリフォームの場合も、少なくとも15〜25パーセント程度の値上げは覚悟が必要そうです。